Pythonの環境構築

現状一番簡単にpythonを試せるのはGoogle Colaboratoryであろう。Googleアカウントさえ持っていればすぐに試すことができる。(持っていなくてもGoogleアカウントはすぐ作れる)

ただし、個人で試す分にはという条件が付く。企業内で特許に関わる方々がPythonで何かをしてみようということで、Google Colaboratoryを試そうとしても、社内からGoogleアカウントにログインしたり、Google系サービスを用いて入力や保存等を行うことが許されていない場合も多いだろう。

その場合には、社内のPC上にPythonを動作させる環境構築が必要になるわけだが、過去に比較的簡単にPython環境を構築するために利用できていたAnacondaは現在商用利用が制限されている。そうするとMinicondaをインストールするかPythonを個別でインストールするかということになるわけである。

さらにその後で、MinicondaやPython自体をアップデートしたり、Pythonで分析を行うための様々なパッケージ(Pandas等)をインストールする必要が出てくるわけだが、多くの企業でProxyの壁でインストール出来なかったりする。そうすると社内のシステム部門に相談したりする必要が出てくることから、それなりの意気込みがないとなかなかPython環境を社内に構築して特許分析というわけにはいかなくなる。

どの会社にもあるExcelやとりあえず許可をとればインストールできそうなKHcoder等を用いた分析方法が好まれるのはそのような理由もあるだろう。

かといって、そこまでは当方ではケアできないので、ここでは個人で比較的試しやすいGoogle Colaboratoryでできることを中心に取り扱っていこうと思う。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。